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「細胞培養の基本原則」案についての情報提供


国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)再生医療実用化研究事業研究課題「iPS細胞の品質変動と実用化を目指した培養技術の標準化(研究代表者:古江―楠田 美保(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所))」がまとめました「細胞培養における基本原則」(案)が、2017年5月24日日本組織培養学会学会誌「組織培養研究」にオンラインで掲載されましたので(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jtca/-char/ja/)、皆様に情報提供致します。


動物細胞の培養(以下、細胞培養)は基礎研究から再生医療や創薬研究などの広い分野において利用されております。ヒト胚性幹(ES)細胞や人工多能性幹(iPS)細胞などのヒト多能性幹細胞の培養は、特別に難しいとよく言われますが、癌細胞や正常細胞も一定の形質を維持しながら培養することは実は大変難しいことが、最近の知見から明らかになりつつあります。また、マイコプラズマが潜伏感染した細胞材料の伝搬、あるいは細胞の取り違えによる研究データの信頼性の喪失などの事案が現在でも数多く発生しています。iPS細胞の実用化を目指すには、まず、細胞培養の基礎を理解し、基本を守ることが重要と考え、上記AMED研究課題「iPS細胞の品質変動と実用化を目指した培養技術の標準化」において、細胞培養全般に共通する「細胞培養における基本原則」案をまとめるに至りました。案作成にあたっては、有識者委員によるワーキンググループを組織し、AMED、厚生労働省、経済産業省の各担当課からのご参画をいただくとともに、日本組織培養学会(前・中村幸夫会長)ならびに日本動物実験代替法学会(前・小島肇会長)が協力致しました。同案に対し、各専門分野のお立場から、以下の連絡先にご意見などを御寄せ頂けましたら、幸いに存じます。


国立医薬品食品衛生研究所
小島 肇
連絡先:info@jacvam.jp




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